太陽集熱器とは

強化材に炭素繊維を用いた繊維強化プラスチックです。

太陽熱利用システムとは、屋根や屋上、外壁などへ太陽集熱器を設置し、太陽の熱で空気や水の温度を上げることによって暖房用や給湯用に利用するシステムです。

CO2の排出量も抑制できるため省エネ対策としても注目を集めております。

太陽エネルギー,特に太陽熱利用システムを構成する上で最も重要な機器の一つです。受光面を形成し反射を防ぐ透過体,太陽エネルギーを熱に変換する集熱体,集熱した熱を伝えるための熱媒等から構成されています。さまざまな種類がありますが,大別して平板型、真空型ならびに集光型があります。

自然界に存在する再生可能エネルギーの中で最も有効活用が期待される“太陽熱”。太陽熱利用は変換効率が約50%と高く、太陽光発電と比較して効率よくエネルギーを得ることができると言われています。

CFRPとは

強化材に炭素繊維を用いた繊維強化プラスチックです。

炭素繊維・炭素の質量比が90%以上の炭素で構成されることをいい、高弾性率の炭素繊維ではほぼ100%の炭素となっています。
炭素繊維の特徴は軽くて強いことです。

CF Carbon Fiber(炭素繊維)
R Reinforced(強化)
P Plastics(合成樹脂)の略です

CFRPの特徴

  • 比重は鉄の1/4、強度は鉄の約10倍、引張弾性率を比重で割った「比弾性率」は鉄の約7倍。
  • 鉄やアルミなどの金属材料よりも低密度でありながら軽い、強い、錆びないと性質
  • その他にも、寸法安定性、疲労特性に優れる、熱伝導性が高い、電磁波遮断性があるなどの性質

この多様な特徴でCFRPは従来の金属材料から軽量化に貢献する新素材として様々な分野で注目を集めています。

現在では、スポーツ、産業、航空宇宙で使用されてます。
その中でもCFRPの需要が最も多いのは産業であり、その用途は数に多く、分野問わず多岐にわたります。

CFRPを使用することで、近年環境規制が厳しい自動車メーカーでは軽量化を実現し、燃費の向上が期待されています
また、デザインや設計の自由度が大きく航空機や風車などにも利用されています。

CFRPの課題

炭素繊維は鉄よりも軽量かつ高張度の複合素材として注目を集めています。
今後CFRPの需要は急速に増加することが予想されますが、
CFRPを普及するにあたり、大きな課題が問題となっています。

製造工程中などに発生する大量の廃材物の処理

CFRPは燃えにくいという性質があり、焼却処理に膨大な時間と熱エネルギーが必要となり生産性が低いため、ほとんどが埋め立て処理をしている現状があります。

CFRPをリサイクル、再利用することは今後の経済成長にとって大きな課題となります。

世界初 熱処理から粉砕処理へ

弊社の新技術では熱処理ではなく、微粒子粉砕をして独自の表面加工の工程を行うことで、今までにない方法により、CFRPのリサイクルを実現しました。
この新技術より、高い生産性を実現します。